JSAC 日本分析化学会

 
 

2015年度「ぶんせき講習会」(基礎編その1)

「分析における統計手法-統計の基礎と統計手法の実際について-」

 PDF版プログラム
【 講義資料PDF 】

主 催 (公社)日本分析化学会近畿支部、近畿分析技術研究懇話会
協 賛 (公社)化学工学会関西支部、(一社)近畿化学協会、(公社)日本化学会近畿支部、(公社)有機合成化学協会関西支部、関西分析研究会
分析機器の近年の進歩はめざましく高性能化が進み,さらにはその操作性も簡便化しています。このため初心者でも測定データをたやすく得ることができるようになった反面,ブラックボックス化した分析機器からコンピュータ処理された測定データが「そのまま使える」数値として出力されるため,その値が「意味のある値」であるかどうかを吟味することや有効数字を意識するケースが少なくなったといえます。
そこで本講習会では,主に初心者(新入社員あるいは研究室配属直後の学生)を対象に,分析化学における基礎である「有効数字,測定データの統計処理,標準物質」を学ぶ,あるいは学び直すことを目的とし,4人の先生方に講演と演習問題の解説をしていただきます。
期 日 平成27年5月8日(金)10時30分~17時
(受付)10時~
会 場 大阪市立大学文化交流センター ホール
(大阪市北区梅田1-2-2-60 大阪駅前第2ビル6階)<交通>JR大阪環状線,東海道線「大阪駅」または地下鉄御堂筋線「梅田駅」下車,何れも徒歩約10分 
講習内容 1.データ取扱いの初歩-計測と有効数字-(10時30分~11時20分)大阪大学大学院理学研究科 諏訪 雅頼
2.繰り返しデータの統計の基礎-誤差と信頼区間(11時30分~12時20分)大阪大学大学院理学研究科 諏訪 雅頼
3.各種検定の考え方と実際(13時30分~14時40分)京都大学大学院農学研究科 北隅 優希
4.最小二乗法によるデータ解析(14時50分~16時) 京都大学大学院工学研究科 西  直哉
5.機器分析における標準物質(16時20分~17時)
産業技術総合研究所 永井 秀典
対象者 これから分析化学に携わる初心者(新入社員あるいは研究室配属直後の学生)や「有効数字,測定データの統計処理,標準物質」を学び直したい方
*参加者には事前に電子メールにてPDF資料を送付、必要に応じて当日に簡易コピーを配布します。加えて、事前に演習問題を送付し、当日に講師が解答を解説します。
当日はテキストの配布は行いませんので、各自でPDFを印刷して持参して下さい。
*関数電卓(もしくはパソコン)を持参してください。加えて、書籍「実験データを正しく扱うために」(化学同人)を持参することが望ましい。
*講習会を受講し、所定の認定条件を満たした者には、日本分析化学会近畿支部「ぶんせき講習会受講認定証」を付与します。 
参 加 費 主催・協賛団体所属会員 6,000円、学生 2,500円、会員外10,000円 
申込締切  5月1日(金)、但し、定員(70名)になり次第締切
(5月1日(金)以降のキャンセルは不可。)
申込方法 「2015年度ぶんせき講習会 基礎編その1」を題記し、1)氏名、2)勤務先(所属)、3)連絡先(住所、郵便・電話・FAX番号、E-mail)、4)会員資格、5)送金内容(金額、送金予定日)、6)請求書の有無を明記のうえ、下記宛てにお申し込みください。なお,参加費は銀行振込(「りそな銀行 御堂筋支店 普通預金 No.2340726 公益社団法人日本分析化学会近畿支部 名義」)をご利用下さい。
*参加決定者には参加費の振り込みを確認後、参加証をメールにて送付いたします。当日、この参加証を持参して下さい。 
申込先 (公社)日本分析化学会近畿支部
〒550-0004 大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センター6階 電話:06-6441-5531、FAX:06-6443-6685
E-mail:mail[atmark]bunkin.org
問合先 長谷川 健(京大化研)
E-mail:htakeshi[atmark]scl.kyoto-u.ac.jp 
 メールをお送り頂く際は、[atmark]を@に変えて下さい。
※「基礎編その2」 は6/26(金),於:堀場製作所(京都),「電子天秤・pHメータの原理と使い方,等」, 「実践編 -第62回機器による分析化学講習会-」 は7/24(金), 於:島津製作所(京都), 「発展編」 は日程未定,於:兵庫県立大学ニュースバル放射光施設,「シンクロトロン放射光を利用した材料分析」 をそれぞれ予定しています.
 
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