主 催 |
(公社)日本分析化学会近畿支部、近畿分析技術研究懇話会 |
協 賛 |
(公社)化学工学会関西支部、(一社)近畿化学協会、(公社)日本化学会近畿支部、(公社)有機合成化学協会関西支部、関西分析研究会 |
ガスクロマトグラフィー(GC)や液体クロマトグラフィー(LC)に質量分析器(MS)を検出器として組合わせたGC・LC-MSは化学物質の重要な分離・分析法であり,近年分析ニーズが高い環境試料や生体試料などに対して不可欠な分析手法となっています。また,溶液中の微量元素分析には誘導結合プラズマ(ICP)を利用したICP発光分光分析法(ICP-AES)またはICP質量分析法(ICP-MS)が様々な分析現場で汎用的に利用されています。これらの分析機器は最近の高性能化が著しく,利用経験が少ないユーザーであっても分析できるようになっています。しかし,真に有効な分析データを取得するには,分析法の基本原理を理解し,前処理法も含めた適切な操作法の知識が不可欠です。そこで,本講習ではGC・LC-MSとICP-AES・MSの基本原理と操作法について講義と実習を通して学んでいただきます。
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期 日 |
平成27年7月24日(金)10時~17時
(受付)9時30分~ |
会 場 |
(株)島津製作所 本社・三条工場
(京都市中京区西ノ京桑原町1,TEL:075-823-1111)
<交通>京都市営地下鉄東西線「西大路御池駅」下車,4番出口より南へ徒歩3分. |
講習内容 |
1.講義「GC・LC-MS分析の基礎」(10時~11時)兵庫県立大学環境人間学部 熊谷 哲 |
2.講義「固相抽出-ICP-MS法による海水中微量元素の分析」(11時10分~12時10分)京都大学化学研究所 宗林 由樹 |
3.実習(13時30分~16時30分)島津製作所 和田 豊仁,早川 禎宏,大森 敬久
実習項目(予定)
・LCによる水中の界面活性剤の分析
・LC-MSによる水中残留農薬の一斉分析
・GC-MSによる水中残留農薬の一斉分析 ・ICP-AESによる重金属の分析
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4.質疑応答(16時30分~17時) |
対象者 |
企業や大学などの分析現場で分離・微量分析の基礎を学びたい方および学生 |
*参加者には事前に電子メールにてPDF資料を送付、必要に応じて当日に簡易コピーを配布します。 *当日はテキストの配布は行いませんので、各自でPDFを印刷して持参して下さい。 |
*講習会を受講し、所定の認定条件を満たした者には、日本分析化学会近畿支部「ぶんせき講習会受講認定証」を付与します。 |
参 加 費 |
主催・協賛団体所属会員10,000円,学生5,000円,会員外20,000円 |
申込締切 |
7月17日(金)、但し、定員(30名)になり次第締切
(7月18日以降のキャンセルは不可) |
申込方法 |
「2015年度ぶんせき講習会 実践編」を題記し、1)氏名、2)勤務先(所属)、3)連絡先(住所、郵便・電話・FAX番号、E-mail)、4)会員資格、5)送金内容(金額、送金予定日)、6)請求書の要否を明記のうえ、下記宛てにお申し込みください。なお,参加費は銀行振込(「りそな銀行
御堂筋支店 普通預金 No.2340726 公益社団法人日本分析化学会近畿支部 名義」)をご利用下さい。 |
*参加決定者には参加費の振り込みを確認後、参加証をメールにて送付いたします。当日、この参加証を持参して下さい。 |
申込先 |
(公社)日本分析化学会近畿支部
〒550-0004 大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センター6階 電話:06-6441-5531、FAX:06-6443-6685
E-mail:mail[atmark]bunkin.org |
問合先 |
村松 康司(兵庫県立大工学研究科)
E-mail:murama[atmark]eng.u-hyogo.ac.jp
※お申込関係のお問い合わせは、上記【申込先】へご連絡をお願い致します。 |
メールをお送り頂く際は、[atmark]を@に変えて下さい。 |
「ぶんせき講習会,基礎編その2」 は“電子天秤・pHメータの原理と使い方”をテーマとして,6月26日(金)に堀場製作所(京都市)で開催します。「ぶんせき講習会,発展編」 は“シンクロトロン放射光を利用した材料分析”をテーマとして,11月20日(金)に兵庫県立大学ニュースバル放射光施設(兵庫県赤穂郡,SPring-8キャンパス内)で開催します。こちらも奮ってご参加ください。 |