JSAC 日本分析化学会
 


2018年度「ぶんせき講習会」(基礎編その1)

「分析における統計手法~統計の基礎と統計手法の実際について~」

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主 催 (公社)日本分析化学会近畿支部、近畿分析技術研究懇話会
協 賛 (公社)化学工学会関西支部、(一社)近畿化学協会、(公社)日本化学会近畿支部、(公社)有機合成化学協会関西支部、関西分析研究会、(一社)日本質量分析学会
 分析機器の近年の進歩はめざましく高性能化が進み、さらにはその操作も簡便化しています。このため初心者でも測定データをたやすく得ることができるようになった反面、ブラックボックス化した分析機器からコンピュータ処理された測定データが「そのまま使える」数値として出力されるため、その値が「意味のある値」であるかどうかを吟味することや有効数字を意識するケースが少なくなったといえます。
 そこで本講習会では、主に分析初心者および統計に関して再度学習したい方を対象に、分析化学における基礎である「有効数字、測定データの統計処理,標準物質」を学ぶ、あるいは学び直すための演習と講義を企画しました。これにより統計に関する基礎を習得できます。
期 日 2018年5月11日(金)10:30~17:00
(受付 10:00~)
会 場 大阪市立大学文化交流センター ホール
[大阪市北区梅田1-2-2-600、大阪駅前第2ビル6階、電話06-6344-5425]
<交通>JR大阪環状線,東海道線「大阪駅」、または地下鉄御堂筋線「梅田駅」下車、何れも徒歩約10分.
アクセスマップ
講習内容 1.データ取扱いの初歩-計測と有効数字-(10:30~11:10)

(国研)理化学研究所 田中  陽 氏
2.繰り返しデータの統計の基礎 -誤差と信頼区間-(11:20~12:10)
(国研)理化学研究所 田中  陽 氏
3.機器分析における標準物質 (12:20~12:50)

(国研)産業技術総合研究所 古谷 俊介 氏
4.各種検定の考え方と実際 (13:55~15:25)

京都大学大学院工学研究科 内藤 豊裕 氏
5.最小二乗法によるデータ解析 (15:40~17:00)

大阪大学大学院理学研究科 山本 茂樹 氏

*参加者には事前に電子メールにてPDF資料を送付します。加えて、事前に演習問題を送付し、当日に講師が解答を解説します。
当日はテキストの配布は行いませんので、各自でPDFを印刷しての持参か、あるいはタブレット等での準備をお願いします。
*関数電卓(もしくはパソコン)を持参してください。なお、書籍「実験データを正しく扱うために」(化学同人)を参考図書としています。
当日、講習会会場および同フロアでの食事はできません。地下街の飲食店等をご利用ください。

参 加 費 主催・協賛団体所属会員 6,000円、学生 2,500円、会員外10,000円(何れも消費税含む) 
定 員 70名(先着順申込受付とし、定員になり次第締切)
申込締切  4月26日(木)(4月27日以降のキャンセルは不可)
申込方法 参加申込フォーム】にてWebからお申込し込みください。
*お申し込み後、自動返信メールが届きましたら、開催日までに参加費のお支払いをお願い致します。
参加費は銀行口座(りそな銀行御堂筋支店 普通預金 No.2340726 、名義 公益社団法人日本分析化学会近畿支部)にお振り込みください。
*参加証と会場案内図・テキストダウンロード情報などをメールにて送付します。当日、この参加証を持参してください。 
申込先 (公社)日本分析化学会近畿支部
〒550-0004 大阪市西区靭本町1-8-4 大阪科学技術センター6階 電話06-6441-5531、FAX06-6443-6685
E-mail:mail[atmark]bunkin.org
問合先 森内 隆代(大阪工業大学)
E-mail:takayo.moriuchi[atmark]oit.ac.jp  
※メールをお送り頂く際は、[atmark]を@に変えて下さい. 
※「基礎編その2 ~実験用基本器具、電動ピペット、電子天秤、pHメータの原理と使い方~」は6/22(金)、於:(株)島津製作所
※「実践編 -第65回機器による分析化学講習会- ~SEMおよびXRFによる材料の微小領域分析~」は7/13(金)、 於:日本電子(株)
※「発展編 ~全内部反射顕微分光計測法の基礎と応用~」 は11/30(金)11/22(木)、於:大阪大学をそれぞれ予定しています。
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